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盆提灯ガイド

お盆は再会のとき

お盆になるとお墓やお仏壇は華やかに彩られ、
盆踊りや精霊流しなど地域によって様々なご供養が行われます。
それは年に一度故人さまの魂が帰ってくるときだから。
遠くに行ってしまい寂しくなったけれど、
お盆はまた一緒に過ごせるように
心をこめてお迎えし、沢山の供物でおもてなしをしましょう。

お家で準備する白提灯

故人さまの魂が帰ってくると言われているお盆。
離れて暮らす家族が帰省するのと同じように
お迎えの準備をして特別な時間を過ごしたいものです。
盆提灯は故人さまが帰ってくる際、
迷わないように目印として灯すためのあかりです。
初盆のお家では無垢の白い提灯を準備して我が家を示し、
はじめてのお帰りをお迎えするのが一般的です。
盆入りの日の夕方頃には「迎え火」として
盆明けの日の夕方頃には「送り火」として
あかりを灯してください。

心をこめて贈る柄提灯

初盆を迎えられるお家への贈り物として
きれいな絵柄の入った盆提灯を送るならわしがあり、
古くからお供え物の中では最高の品とされています。
お世話になった方や親しかった友人などの
初盆に心をこめて贈る柄提灯は
「慕われていた人だった」「愛された人だった」として
ありし日を讃え、感謝を示す意味をもちます。
それぞれの気持ちが託された美しい提灯を並べ、
華やかで賑やかに故人さまをお迎えする初盆は
何よりのご供養となり、ご家族へのなぐさめとなります。

初盆(新盆)とは?

故人さまが亡くなられてから四十九日が経ち、
はじめて迎えるお盆が初盆(新盆)です。
四十九日前にお盆を迎える場合は、翌年が初盆となります。
地域により初盆(はつぼん)
新盆(にいぼん・しんぼん・あらぼん)と
呼び方は様々です。

お盆はいつからいつまで?

お盆は地域によりますが、大きく分けると7月盆と8月盆があり、
どちらかに行われることが多くなっています。
関東では7月盆が多く、関西では8月盆が多いと言われています。
贈り物をする場合は贈り先のお盆の時期を事前にご確認ください。

7月盆
7月13日(盆入り)夕方に提灯を灯してお迎えします。
7月14日
7月15日
7月16日(盆明け)夕方に提灯を灯してお送りします。

提灯を贈る場合は、7月上旬〜7月13日午前中までに
お届けできるのが好ましいとされています。

8月盆
8月13日(盆入り)夕方に提灯を灯してお迎えします。
8月14日
8月15日
8月16日(盆明け)夕方に提灯を灯してお送りします。

提灯を贈る場合は、8月上旬〜8月13日午前中までに
お届けできるのが好ましいとされています。

盆提灯の飾り方

お盆が近づいたら月はじめ頃に盆提灯を飾りましょう。
初盆(新盆)用にご準備される白提灯は、
故人さまが初めてお帰りになるお盆なので
盆入りのときは迷わないように
玄関やお仏壇のあるお部屋の窓辺に置き、
いただいた絵柄入りの盆提灯は
お仏壇の近くに飾って華やかにお迎えしましょう。
2年目以降は玄関や窓辺に灯す必要はなくなり、
お仏壇周りに飾ります。
同じ型を一対でご準備された場合はお仏壇の両サイドに、
おひとつもしくは違った型を複数個お飾りする場合は
そのままお仏壇の近くに置いてください。

盆入りの夕方、盆明けの夕方には送迎のあかりを灯しましょう。
お盆が終わると片付けるのが一般的です。
来年のお迎えまで大切にしまっておきましょう。

盆提灯の贈り方

初盆には生前親しかった人から心を込めて
絵柄の入ったきれいな盆提灯を贈るならわしがあります。
初盆に贈られた柄提灯は翌年からも
お盆が来るたびに飾られることが多く、
いつまでも変わらぬ感謝や友情を示すことになります。
親しかった人、お世話になった人の初盆が近づいたら
お盆の月はじめ頃から盆入りまでに
お届けできるように贈りましょう。
クオンズの「おかえり提灯」は
価格表記や価格の分かるものの同梱はございません。
贈り先に直送される場合もご安心ください。

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